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自己中な彼氏を直したい、でも正直それって可能なの?

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また私の話、聞いてなかった。

話してる途中で、彼氏のスマホが鳴った。そのままゲームの話に切り替わった。私が言いかけてたこと、どこかに消えた。

何も言わなかった。また笑ってごまかした。でも帰り道、靴が重かった。足が進まない感じというか、胸の奥がずっしりしてる感じというか。

自己中な彼氏と付き合ってると、こういうことが積み重なる。一回一回は小さいのに、全部ちゃんと覚えてる。直してほしいと思いながら、どう言えばいいかわからなくて、モヤモヤしたまま今日も笑ってる。

そのループ、そろそろ終わらせようか。

目次

直したい気持ちの中に、何が入ってるか

いきなり核心から入る。

彼氏のために変わってほしいのか、自分がしんどいから変わってほしいのか。どちらが悪いとかじゃない。でも分けて考えておかないと、対処の方向がずれる。

この人のために変わってほしいという気持ちが強いなら、相手の成長を信じて待てる余裕がある状態だ。私がもう限界だから変わってほしいというなら、変わるかどうかより先に、自分の状態を守る話が必要になってくる。

どちらの気持ちが強いかで、この先の動き方が変わってくる。

自己中の中身をタイプ別に見てみる

自己中という言葉は、わりとざっくりしすぎてる。ひとことで言っても、その中身が全然違うことがある。タイプを見極めないと的外れなアプローチになりやすいから、ここは丁寧に整理しておきたい。

無自覚型

悪気がゼロ。純粋に、相手がどう感じてるか想像する習慣がない。育ってきた環境で自分の意見を優先するのが当たり前だったタイプで、指摘されて初めてそういうことかと気づく可能性がある。変わりやすいタイプとも言える。

甘え型

彼女だから許してくれると思ってる。友人や職場では空気を読めているのに、二人きりになると自己中が出る。好きという気持ちが好き勝手になってしまっているケース。

プライド型

自分が正しいという確信が強く、意見を否定されると防衛反応が激しい。俺は悪くないで全部完結する思考パターン。このタイプが一番変えにくい。変わる必要を感じていないから。

依存・不安型

自己中に見えるけど、実は強烈な不安が根っこにある。自分の意見を通さないと不安、コントロールできないと怖いという心理から、自己中な行動が出てくるケース。表面的な自己中を直そうとしても、根っこの不安に触れないと変わらない。

直る人と直らない人、ここを見てほしい

自己中は、直る人と直らない人がいる。残念ながら、その割合はそんなに楽観的じゃない。でも見極める方法はある。

変化の余地があるサイン

過去に自分からあのとき俺が悪かったと言ったことがある。指摘されたとき、すぐ反論せずに一度聞こうとする。他者の感情に、完全に無関心じゃない。この3つが揃っているなら、まだ変化の余地がある。

変わりにくいサイン

何を言っても「でも」か「そんなこと言った?」か「お前が悪い」で返ってくる。謝ったとしても翌日にはリセットされてる。自分が正しいという確信が、どんな状況でも揺るがない。これが続いているなら、アプローチを変えても結果が変わらない可能性が高い。変わる気がない人を、外から変えることはできないから。

怒れば変わると思い続けた結果

Yさんの話。

自己中な彼氏に対して、Yさんが最初に取った方法は感情的に訴えることだった。なんでいつも自分のことばっかなの、私の気持ち考えたことある、と声を荒げた。

彼氏はその瞬間こそわかった、ごめんと言う。でも1週間後には同じことが繰り返される。Yさんはまた怒る、また謝罪が返ってくる。そのループが半年続いた。ある日、怒ることにも疲れてしまった。

感情的に訴えるとき、人は声のトーンと熱量で相手を圧迫している。でも圧迫で引き出せるのはとりあえずの謝罪だけで、行動の変化じゃない。

Yさんは後から、怒り続けたのは自分の感情発散だったかもしれない、変えたかったというより、わかってほしかっただけだったと言っていた。そこに気づいたのが、変化の第一歩だったらしい。

怒らず、諦めず、仕組みを変えた話

Nさんのケース。

彼氏が典型的な無自覚型の自己中だった。デートの予定は全部自分で決める、食事もどこに行くかは彼氏主導、Nさんの意見はそんな感じでいいじゃんとさらっと流される。

感情で言っても変わらないとわかって、Nさんが変えたのはアプローチの形式だった。今度のご飯、私が決めていい?行きたいとこあって。それだけ。責めてない。理由も説明してない。ただ私が決めるという既成事実を作った。

最初は戸惑い気味だった彼氏も、Nさんが選んだ店が楽しかったせいか、次もNが決めてよと言い始めた。小さいことだけど、決めるのは俺という無意識のパターンに、静かに割り込んだ。

変えようとするんじゃなくて、新しい習慣を作るアプローチ。変わってほしいという要求より、こうしたいという提案の方が、摩擦が少なくて通りやすいことがある。

実際に使える伝え方

直してほしいを伝えるとき、言い方ひとつで結果が天と地ほど変わる。

やってしまいがちな言い方

いつも自分のことしか考えてない、なんで私の話聞かないの、という言い方は、相手の防衛本能を即座に刺激する。いつもじゃない、ちゃんと聞いてるという反論が自動的に出てくる。こちらが正しくても、議論になる。

通りやすい言い方

昨日、話してる途中でゲームの話になったとき、私の話が終わってなくて寂しかった。過去の具体的な一場面と、そのときの感情。これだけでいい。責めてない、いつもでもない、昨日のあのときの話だから、否定しにくい。最初はぎこちなく感じるかもしれないけど、慣れると全然違う会話になる。

もう一段階、伝えやすくする方法

何が嫌だったかだけじゃなく、何をしてほしかったかまで言う。話してる途中で別の話題になったとき、一回ごめん、話の途中だったねって言ってくれるだけで全然違う。相手がじゃあどうすればよかったのという疑問を持たずに済む。

伝えるタイミングの話

内容が正しくても、タイミングが悪いと全部台無しになる。

喧嘩の最中、帰宅直後、食事の直前・直後、深夜。どれも避けた方がいい。感情が高ぶっていたり、疲れていたり、気持ちが切り替わっていなかったりすると、話の中身より状態に引っ張られる。

向いているのは、週末の午前中、散歩中、ドライブの帰り道あたり。どちらも機嫌が安定していて、向き合いやすい状況になりやすい。ちょっといい?話したいことがあって、と一言先に挟むと、相手の心の準備ができる。いきなり始めるより、入り方がぜんぜん変わる。

変えられるものと、変えられないもの

自己中な行動のすべてが、伝えれば変わるわけじゃない。

行動は変えられることがある。でも価値観や性格の根っこは、本人が本気で向き合わない限り変わらない。ご飯どこに行くかを相手にも聞くという行動は、意識すれば変えられる。でも自分の意見が一番正しいという確信や、相手の気持ちを想像するのが苦手という特性は、習慣レベルの話じゃない。もっと深いところにある。

今まで彼氏が、あのとき俺が悪かったと自分から言ったことが一度もないなら、それは伝え方が悪いんじゃなくて、相手の構造の問題かもしれない。

自分が変わるという選択肢

自己中な彼氏を直すことばかり考えていると、消耗するのはいつも自分だ。

もう一つの選択肢は、自分の受け取り方を変えること。自己中な発言をスルーする技術を身につける、距離の取り方を覚える、自分の時間を増やして彼氏への依存度を下げる。これは諦めじゃない。

彼を変えることに全エネルギーを注ぐより、自分の状態を整えることに使う方が、結果的に関係が落ち着くことがある。余裕がある状態でいる方が、要求も穏やかになって、伝え方も変わってくるから。

直すより、どうするかを決める段階

こういう状態になっていたら、もう直すより決める段階だ。

ちゃんと伝えても3回以上同じことが繰り返されている。わかったと言うけど行動が何も変わらない。指摘するたびにお前が悪いか、また始まったで返ってくる。一緒にいる時間より、一人でいる時間の方が明らかに楽。

このうちふたつ以上当てはまるなら、相手を変えることへのエネルギーを、自分の人生の方向性を考えることに使った方がいいかもしれない。冷たく聞こえるかもしれないけど、これが正直なところだ。

好きだから直したいの裏にあるもの

少しだけ深いことを書く。

この人なら変わってくれるはずという期待は、どこからきているのか。もしかしたら、私が変えてあげなきゃという責任感にすり替わっていないか。それは、じわじわ重くなる。

好きな人のことを思うのは自然だ。でも相手を変えてあげる対象として見始めると、関係がだんだん非対称になってくる。自分が先生で、相手が生徒みたいな構図。それは対等な恋愛じゃない。

変わってほしいと思うのは正しい。でも変えてあげようとすることと、変わってほしいと伝えることは、微妙に違う。その違いを、頭の片隅に置いておいてほしい。

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