彼氏がネガティブすぎて引っ張られる時に自分を守りながら付き合う方法

  • URLをコピーしました!
目次

彼氏のネガティブが、いつの間にか自分のものになってた

デートの帰り道、なんか気持ちが重い。

楽しかったはずなのに。ご飯も美味しかったし、映画も良かった。でも彼氏が「どうせ俺なんて」「将来が不安で仕方ない」「何やってもうまくいかない」をずっと言ってて、気づいたら自分まで暗い気持ちになってる。

あれ、私なんで落ち込んでるんだっけ。

駅のホームで電車を待ちながら、そのことに気づいた。自分に嫌なことがあったわけじゃない。ただ彼氏のネガティブをずっと受け取り続けた結果、感情が染まってた。

これ、引っ張られてる状態だよ。

ネガティブな人のそばにいると、自分も沈んでいく。これは性格の問題じゃなくて、人間の感情の仕組みの問題。どれだけ強い人でも、ネガティブな言葉と空気を浴び続ければ影響を受ける。あなたが弱いんじゃない。

ネガティブすぎる彼氏、そのパターンを分ける

ひとくちにネガティブといっても、中身は全然違う。

自己否定が強いタイプ。「どうせ俺なんか」「自分が嫌い」が口癖で、褒めても受け取れない。こっちが何を言っても「でも」が返ってくる。

不安が強いタイプ。将来への漠然とした恐怖、仕事への不安、関係への不安が常にある。「うまくいくわけない」「きっとダメになる」を先取りして落ち込む。

愚痴・不満垂れ流しタイプ。仕事の不満、人間関係の愚痴、世の中への不満が止まらない。話を聞いてるこちらが、聞いてるだけで消耗する。

共感を強要するタイプ。自分のネガティブな感情に同意してほしい。「そうだよね、最悪だよね」と言い続けてほしい。違う意見や前向きな言葉を出すと「わかってくれない」と拗ねる。

どのタイプかによって、引っ張られ方も対処も変わってくる。

引っ張られてるとき、自分の中で何が起きてるか

 

共感疲労という状態がある

彼氏のネガティブを受け取り続けると、ある時点でこちらの感情処理能力が限界を超える。

心理学的には共感疲労と呼ばれる状態で、他者の苦しみや感情を受け取りすぎることで、自分自身が疲弊していく現象。医療従事者やカウンセラーが経験することが多いけど、ネガティブな人との長期的な関係でも同じことが起きる。

症状はこういう感じ。

彼氏の話を聞くのが億劫になってくる。電話が来るとため息が出る。以前は「大丈夫だよ」と言えてたのに、今は何も言葉が出てこない。自分自身も理由なく落ち込むことが増えた。

これ、冷たくなったんじゃなくて、消耗した状態だよ。

引っ張られやすい人の特徴

共感力が高い人ほど、ネガティブに引っ張られやすい。

相手の気持ちに寄り添える。感情を受け取る感度が高い。誰かを支えることに価値を感じる。そういう人が、ネガティブすぎる彼氏と付き合うと、最初は「私がそばにいてあげなきゃ」「支えてあげたい」になる。

でもその優しさが、気づかないうちに自分を削る道具になっていく。

Qさんは「彼氏がしんどいとき、私がそばにいてあげることで少し楽になるならって思ってた。でもいつの間にか、私自身が何も楽しめなくなってた」と言ってた。支えようとする善意が、自分の感情を後回しにすることと同義になってたケース。

実際に引っ張られて限界になった話

 

笑えなくなった日のこと

付き合って8ヶ月くらい経ったとき、友人と久しぶりに会った。

カフェで他愛もない話をしてて、友人が笑った。つられて笑おうとして、なんか笑い方を忘れてる感じがした。顔は笑ってるのに、胸の奥がぽっかりしてる。

…あれ、最近笑ってたっけ?

彼氏と過ごす時間のほとんどが、彼氏のネガティブを受け取ることになってた。励ます、共感する、否定しないように言葉を選ぶ。それを繰り返してるうちに、自分の感情を感じる余裕がどこかにいってた。

引っ張られてる、と気づいたのはその日だった。遅すぎた、正直。

距離の取り方を変えたら、自分が戻ってきた話

Rさんは彼氏のネガティブに引っ張られて、半年ほど自分でも原因不明の落ち込みが続いてた。

転機は彼氏との連絡を、意識的に夜1時間だけに限定したこと。それ以外の時間は自分のことをする、と決めた。

最初は罪悪感があった。彼氏がしんどいのに、自分だけ楽しんでいいのか、という感覚。でも2週間続けたとき、久しぶりに朝起きて「今日なんか楽しいことしよう」と思えた。

距離を取ることで彼氏のネガティブが消えたわけじゃない。でも自分を守る時間を作ったことで、彼氏の話を聞く余裕が少し戻ってきたと言ってた。

自分が空になったバケツでは、誰にも水を分けられない。

ネガティブすぎる彼氏への、具体的な対処法

 

全部受け取ろうとしない、という選択

彼氏がネガティブなことを言うたびに、全力で受け取って、全力で返して、を繰り返してると持たない。

聞く、でも飲み込まない。

この感覚、難しいんだけど大事。彼氏の言葉を耳で受け取りながら、感情としては少し距離を置く。共感はするけど、同化はしない。彼氏の「どうせダメだ」を「そうだね、ダメかもね」と一緒に沈まないこと。

具体的には、相槌を変える。「そっか、しんどいね」は共感。「確かに最悪だよね」は同化。この差は小さいようで、積み重なると全然違う。

前向きな言葉を押しつけない

「大丈夫だよ!」「きっとうまくいく!」「そんなに悪く考えなくていいよ!」

この返し方、ネガティブな人には逆効果になることが多い。

なぜかというと、ネガティブな感情を持ってるとき、その感情を否定されると「わかってもらえない」という感覚が来るから。前向きな言葉が、気持ちに蓋をされてる感じになる。

だからといってずっと「そうだね最悪だね」と同意し続けることも違う。

いい落としどころは、感情を受け取ってから事実に戻すこと。「しんどいよね。でも昨日の件は、結果ちゃんと出てたじゃん」という流れ。感情を否定せず、でも沈んだままにもしない。

彼氏のネガティブを、自分の課題にしない

炎上覚悟でこれを言う。彼氏が落ち込んでることは、あなたが解決しなければいけない問題じゃない。

サポートすることと、解決することは別。彼氏のネガティブをどうにかしてあげなきゃ、という責任感が強い人ほど、引っ張られやすくなる。

彼氏の感情は彼氏のもの。あなたにできるのは、そばにいること、話を聞くこと、それだけ。彼氏のネガティブを消してあげることは、どれだけ頑張っても外からはできない。それを受け入れると、少し楽になるよ。

自分の時間と感情を意識的に守る

ネガティブに引っ張られないためには、自分の感情を充電する時間が必要。

週に何回か、彼氏と関係のない自分だけの時間を作る。趣味でも、友人との時間でも、ただひとりで過ごす時間でも。その時間の中では、彼氏のことを考えない。

これ、薄情に聞こえるかもしれないけど違う。自分を満たしてないと、相手を支える余裕がなくなる。飛行機の中の案内と同じで、自分のマスクを先につけないと、人を助けられない。

ネガティブな彼氏と付き合い続けることで起きること

 

自分のポジティブが削られていく

人間の感情は、環境に影響される。

楽しいことが好きだった自分が、気づいたら楽しむことに罪悪感を感じるようになってたりする。彼氏が落ち込んでるのに自分だけ楽しんでいいのか、という感覚が染みついていく。

Sさんは彼氏と付き合って1年半で、趣味だったライブに行くのをやめてた。「楽しんでる自分が申し訳なくて」と言ってたけど、それはもうかなり侵食された状態だよ。好きなことを楽しむ権利を、彼氏のネガティブに奪われてる。

物事を否定的に見る癖がつく

長期間ネガティブな言葉を浴び続けると、思考のクセが変わってくる。

新しいことを始めようとしたとき「でもうまくいかないかも」が先に来るようになった。友人に誘われたとき「どうせ疲れるだけかも」と思うようになった。それ、以前の自分にはなかったクセだったりしない?

引っ張られてる、ということはこういうこと。彼氏のネガティブフィルターが、いつの間にか自分のフィルターになってる状態。

それでも好きなら、どこまで向き合うか

 

彼氏のネガティブは変えられるのか

ネガティブな思考パターンは、本人が変わろうとしない限り変わらない。外から変えることはできない。どれだけ励ましても、どれだけポジティブな言葉をかけても、本人の中の何かが変わらない限り、元に戻る。

ただ、ネガティブが強い人がカウンセリングや心理士との対話で変わっていったケースは実際にある。本人がそれを選ぶかどうかの話。

彼氏が「ネガティブすぎる自分をどうにかしたい」と思ってるかどうか、そこを確認することが先だよ。思ってるなら、一緒に方法を考える余地がある。思ってないなら、変わることへの動機がない。

限界のサインを見逃さないで

これが続いてたら、対処法を試す前に関係を見直す段階に来てる。

彼氏と会った後、毎回ぐったりする。彼氏の話題が出るだけで気持ちが落ちる。自分が楽しいと思えることが、ここ数ヶ月でどんどん減ってる。彼氏がいない時間の方が、圧倒的に呼吸が楽。

好きという気持ちは本物でも、自分の感情と生活がここまで侵食されてるなら、それは健全な関係じゃない。

好きだから我慢する、は美しくない。正直に言えば、自分を消耗させることへの言い訳だよ。好きという感情は、自分を削る理由にはならない。

引っ張られることへの罪悪感を手放す

ネガティブに引っ張られてる自分に気づいたとき、それを彼氏のせいにすることへの罪悪感がある人もいる。

でも引っ張られてることに気づいて、自分を守ろうとすることは、彼氏を見捨てることじゃない。

自分が元気でいる方が、彼氏のそばにいられる時間が長くなる。空になった自分では、誰かを支え続けられない。自分を守ることと、彼氏を大切にすることは、矛盾しない。

ネガティブすぎる彼氏に引っ張られてる感覚、それは正直に受け取っていい。その感覚に気づいた時点で、自分を守るための動きを始めていい。気づくことが遅れるほど、回復に時間がかかるから。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次