好きな人といるのに、なんで自分が嫌になるんだろう
デートから帰った夜、鏡を見た。
なんか、表情が暗い。楽しかったはずなのに。でも帰り道からずっと、頭の中が重かった。彼氏と一緒にいる間に、何か言われたわけじゃない。でもなんか、自分がちっちゃく見えてる感じがする。
私って、だめなのかな、この感覚、初めてじゃない。彼氏と会った後に限って、自分への評価が下がってる気がする。彼氏がいないときは、別にそんなこと思わないのに。
自己肯定感が下がる原因、パターン別に見る
彼氏といると自己肯定感が下がる、という感覚の中身はいくつかに分かれる。
彼氏の言動が直接削ってるパターン。否定的な言葉、比較、小さな馬鹿にした笑い。意図してる場合もあるし、無意識の場合もある。
彼氏が基準になってしまってるパターン。彼氏がすごい人で、その隣にいる自分の小ささが際立つ。比べてるのは彼氏じゃなくて、自分自身。
関係の中での立場が対等じゃないパターン。常にこちらが合わせてる、意見が通らない、存在が軽く扱われてる感覚が積み重なってる。
彼氏の前でだけ、本来の自分でいられないパターン。良く見せようとしすぎて、演じてる自分への疲れが自己嫌悪になってる。
どれが一番当てはまってるかを見ることが、向き合い方を決める第一歩だよ。
自己肯定感が下がる関係で、具体的に何が起きてるか
小さな否定が積み重なってる
「そんなことも知らないの?」「もう少し考えてから話してよ」「そういうとこがなー」。
一回一回は小さい。でも積み重なる。
Vさんは彼氏に「考えすぎ」「細かいこと気にしすぎ」と繰り返し言われてた。最初は「そうかな」と思えてた。でも半年後には、何かを感じるたびに「私、また考えすぎてるのかな」と自分でジャッジするようになってた。
感情や意見への否定が繰り返されると、感じること自体への自信がなくなっていく。これが自己肯定感を削るメカニズムだよ。
比較で削られてる
「前の彼女はこういうことしてくれた」「友達の彼女は〇〇なんだって」「普通はそうじゃないの?」。
比較は、自分の存在価値を相手に委ねる構造を作る。比べられるたびに「私は足りない」が積み重なっていく。
Wさんは彼氏に頻繁に友人の彼女と比べられてた。最初は「もっと頑張ろう」と思えてた。でも何回比べられても「あなたはあなた、私は私」と言えないまま、ただ落ち込む繰り返しになってた。
比較が続く関係では、比べられた回数だけ自己評価が削れていく。
意見や気持ちが後回しにされ続けてる
何かを言っても流される。決めるのは常に彼氏。こちらの感情を伝えても「またそんなこと言ってる」で片付けられる。
存在が軽く扱われてる感覚が積み重なると、自分の意見や感情に価値がないという感覚が育ってしまう。関係の中で対等でいられてないことが、自己肯定感を静かに削っていく。
良く見せようとして疲弊してる
彼氏の前でだけ、完璧な自分でいようとしてる。失敗を見せたくない。弱いところを見せたくない。できない自分を知られたくない。
その演技の疲れが、帰宅後に「やっぱり私はだめだな」という形で出てくることがある。演じ続けることへの消耗が、自己嫌悪に変換されてるパターンだよ。
失敗談と成功事例、正直に出す
気づかないまま関係を続けた結果
Xさんは彼氏といると自己肯定感が下がってることに気づいてたけど「私が弱いから」と思って、2年間続けた。
別れた後、久しぶりに高校時代の友人に会った。友人に「なんか明るくなったね、前より表情が違う」と言われた。
…前は暗かったんだ
その言葉で、2年間自分がどういう状態だったかがわかった。関係の中で削られてたことに、関係が終わるまで気づけなかった。
自分が弱いからと思い込んでいることが、原因の正確な把握を妨げてたケース。
正直に話したら、関係が変わった話
Yさんは彼氏といると自己肯定感が下がることを、彼氏に伝えた。
「責めてるわけじゃないんだけど、あなたといる後に、なんか自分がだめな気がすることが続いてる。何が原因かわからなくて、でも正直に言いたかった」
彼氏は最初「俺のせいってこと?」と戸惑った。でもYさんが「一緒に考えたい」と言ったとき、少し変わった。「俺、何か傷つけることしてた?」と聞いてくれた。
話し合いの中で、彼氏が無意識に否定的な言葉を使っていたことが出てきた。彼氏は「言い方、気をつける」と言った。その後、変化があった。
知らせることで、彼氏が向き合えたケースだよ。
自己肯定感を削られないための、具体的な方法
削られてると感じた瞬間を、記録する
「彼氏といると自己肯定感が下がる」という感覚は漠然としてて、伝えにくい。でも具体的な場面を記録しておくと、何が起きてるかが見えてくる。
「今日、こういうことを言われて、こう感じた」という形で書き出す。記録することで、パターンが見えてくる。特定の言葉、特定の状況で必ず削られてるとわかれば、それが話し合いの具体的な材料になる。
削られたと感じたとき、その場で一言言う練習をする
削られる発言が来たとき、飲み込まずにその場で一言返す練習をする。
「そういう言い方、ちょっと傷つく」「今の言葉、きつかった」。長く説明しなくていい。短く、その場で言う。
飲み込む癖がつくと、相手に何も伝わらない。その場で短く言うことで、相手が自分の言動を認識できる機会ができる。
最初はぎこちない。でも続けることで、こちらの感情に対する彼氏の反応が変わってくることがある。
彼氏のいない時間で、自分を充電する
自己肯定感が削られてる状態では、彼氏への依存度が上がりやすい。でも依存度が上がるほど、削られることへの影響が大きくなる。
友人との時間、趣味の時間、一人でいる時間。彼氏と関係ない場所で、自分が安心できる状態を持っておく。
Zさんは「彼氏といると削られてたけど、友人といる時間で毎回自分を取り戻してた。友人関係を保ってたことが、関係の中で自分を保てた理由だった」と言ってた。
比較されたとき、受け取らない練習をする
比較されたとき「そうですね」と受け取ってしまうと、その比較が自己評価に入ってしまう。
代わりに「私は私だから」と心の中で返す。または「私のことを見てほしい」と言葉で伝える。
比較を受け取るかどうかは、実は自分で選べる部分がある。最初は難しいけど、受け取らない練習を続けることで、比較の言葉が以前ほど刺さらなくなってくることがある。
彼氏に伝えることで変わるかどうかを見極める
変わる可能性があるサイン
削られると感じたことを伝えたとき、「そうだったの、ごめん」という反応がある。自分の言動を問題として受け取れる。小さくても行動が変わってくる場面がある。
自覚があって変わろうとする人は、時間はかかっても変われることがある。
変わらないサイン
「お前が気にしすぎ」「そんなことで傷つくの」「俺は悪いことしてない」。伝えるたびにこちらが責められる。何度伝えても同じ言動が繰り返される。
こちらが傷ついてることを伝えても「気にしすぎ」で返してくる人は、相手の感情への関心がない。その人と一緒にいることで自己肯定感が下がり続けることの意味を、正直に考えてほしい。
