話しかけてるのに、画面から目が離れない
「ねえ」と声をかけた。
返事がなかった。もう一回「ねえ」と言った。「んー」と返ってきた。画面を見たまま。目が合わない。…聞いてる?
もういいや、と思いながら黙った。彼氏は気づいてない。ゲームのBGMだけが鳴り続けてる。さっき話しかけようとした内容、もう話す気が失せてる。
一緒にいるのに、一人でいるより孤独な感じがする。これ、付き合ってる意味あるのかなって、ふと思ってしまった。ゲームより彼女を優先できない人は、ゲームが問題なんじゃなくて優先順位の問題だよ。ゲームをやめさせることが解決策じゃない。
ゲームばかりしてる彼氏の、パターン別に見る
ゲームに没頭するタイプにも、いくつか種類がある。
ゲームが趣味で、彼女との時間との両立が下手なタイプ。彼女がそばにいようといまいと関係なく、ゲームに入ってしまう。悪意はないけど、切り替えができない。
ストレス発散でゲームに逃げてるタイプ。仕事や人間関係でしんどいとき、ゲームの世界に入ることで現実から切り離してる。彼女との関係への問題がゲームに出てることがある。
彼女への興味が薄れてきてるタイプ。付き合い当初はちゃんと向き合ってたのに、最近ゲームの時間が増えてきた。これ、ゲームが問題じゃなくて関係そのものの変化の可能性がある。
どのパターンかによって、向き合い方が全然変わってくる。
彼氏がゲームばかりしてるとき、何が起きてるか
存在を無視されてる感覚の積み重なり
ゲームの問題は、画面への没入よりも、そばにいる人間を無視してることだよ。
話しかけても反応がない。目が合わない。一緒にいるのに気にかけてもらえてない。その感覚が積み重なっていく。
Cさんは彼氏と同棲して3ヶ月後から、毎晩ゲームばかりになった。「ゲームをしてること自体より、私がいてもいなくても同じという扱いが、一番しんどかった」と言ってた。
ゲームへの不満じゃなくて、存在を軽く扱われることへの不満だよ。そこを分けて考えることが大事。
言っても変わらない体験が積み重なる
「ゲームばかりしないでほしい」と言った。その日だけ変わった。翌週にはまた同じ。また言った。また一時的に変わった。また戻った。
このループを何回も経験すると「言っても無駄だ」という感覚が積み重なってくる。そのうち言うこともやめてしまって、ただ諦めて横に座ってる状態になる。
諦めは静かに来る。でも諦めた後の関係は、もうお互いに向き合ってない。
自分の時間の使い方まで影響を受ける
彼氏がゲームしてる横で、することがない。スマホをいじる。テレビをつける。でもなんかしっくりこない。結局彼氏のそばにいながら、何もできないまま時間が過ぎていく。その時間が、じわっとしんどい。
Dさんは「彼氏がゲームしてる間、私は何をしてるんだろうって考えてた。彼氏のゲームに付き合わされてる感じがした。なんで私の時間を使ってこんなことしてるんだろうって」と言ってた。
失敗談と成功事例、正直に出す
感情的に言い続けた結果、喧嘩だけが増えた話
Eさんは彼氏のゲームへの不満を、感情のまま伝え続けた。
「またゲームしてる」「私のことどうでもいいの?」「ゲームと私、どっちが大事なの?」。
彼氏はその度に「そんなこと言ってない」「ちょっと待って」と返してきた。でも変わらなかった。むしろEさんが感情的に言うたびに、彼氏がゲームの時間を「俺の自由な時間」として守ろうとする意識が強くなってた。
Eさんが言えば言うほど、彼氏が防衛に入って、ゲームへの執着が逆に強くなってしまったケース。感情的なアプローチが、逆効果になってた。
ルールを一緒に決めたら、関係が変わった話
Fさんは彼氏のゲームへの不満を感情で言うのをやめて、提案という形にした。
「ゲームをやめてほしいんじゃなくて、一緒にいる時間を決めてほしい。夜8時から10時は二人の時間にして、その後はゲームしていいよ」
彼氏は「それくらいなら」と言った。ルールができた。
最初の2週間は守られた。3週間目に少し崩れた。でもFさんは「ルールあるよ」とだけ言って、怒らなかった。彼氏は「ごめん」と言って、ゲームを閉じた。ゲームをやめさせるんじゃなくて、一緒にいる時間を確保する仕組みを作った。
ゲームばかりの彼氏への、具体的な対処法
ゲームへの文句より、自分がほしいものを伝える
「ゲームばかりしないで」は相手の行動への批判。「もっと一緒にいたい」は自分の気持ちへの表現。
批判は防衛を生む。気持ちの表現は、隙間を作ることがある。
「一緒にいる時間がほしい」「話したいことがあるとき、ちゃんと聞いてほしい」。ゲームじゃなくて、自分が求めてることを言葉にすることが、話が通りやすくなる入り口だよ。
ゲームしていい時間と、二人の時間を分ける提案をする
ゲームをやめさせるという目標をやめる。
代わりに「ゲームをしていい時間を明確にする」ことを提案する。「21時まではゲームしていいけど、それ以降は一緒にいる時間にしたい」「週末の午前中はゲーム、午後は二人で過ごす」。
彼氏の趣味を奪おうとしてるんじゃなくて、一緒の時間を確保しようとしてるという形にすると、受け取られ方が全然違う。
話しかけるタイミングを選ぶ
ゲームに集中してる最中に話しかけると、どんな内容でも「後で」になりやすい。
ゲームを始める前、または終わった直後。そのタイミングに話したいことを持っていく。「ゲーム終わったら少し話せる?」と先に一言伝えておくだけで、彼氏側に心の準備ができる。
タイミングを間違えてる場合、内容じゃなくてタイミングが問題だったことが多い。
自分の時間を充実させる
彼氏がゲームしてる間、横でただ待ってることをやめる。
その時間、自分がやりたいことをやる。本を読む、趣味をやる、友人に連絡する。彼氏のゲームに付き合わされる時間じゃなくて、自分のための時間にしてしまう。
これをやると、ふたつのことが起きる。ひとつは、自分の消耗が減る。もうひとつは、彼氏が「何してるの?」と気にかけてくることがある。一人でいることへの罪悪感が出てきて、こちらへの注意が戻ってくることがある。
ゲームばかりの彼氏、変われるかどうかの見極め
変わる可能性があるサイン
話したとき、しんどかったという気持ちを受け取ってくれる。ルールを提案したとき、一緒に考えようとする姿勢がある。ゲームより優先してくれる場面が、作ろうと思えば作れる。
ゲームが好きなことと、彼女との時間を大切にすることは、両立できる話だよ。両立しようとする姿勢があるかどうかを見てほしい。
変わらないサイン
話し合っても「ゲームくらいさせてくれ」で終わる。ルールを決めても守らない、そのことへの罪悪感もない。彼女が不満を持ってることを、大げさだと言う。彼女がそばにいてもいなくても、関係なくゲームに入ってる。
限界が来る前に、正直に向き合う
無視されてる感覚を、飲み込み続けない
ゲームへの不満を「趣味だから仕方ない」と飲み込んでる人がいる。でも飲み込んでる不満は、ため込まれていく。
ため込んだ不満は、ある日突然別の形で出てくる。喧嘩が大きくなる、またはすっと気持ちが冷める。どちらも、早めに向き合えば回避できた可能性がある。しんどいと感じてるなら、今が伝えるタイミングだよ。
