付き合ってないのに寂しいと言う男性の心理。深夜の連絡が全て

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深夜零時四十七分。ぽこん、と通知が鳴った。
なんか寂しいわ、あとに続く三点リーダーが、やけに意味ありげで。
返信欄の上で、指が止まる。心臓だけが、勝手に速くなってる。
え、これ、どういう意味? 好きってこと? それとも…
結局、私も寂しいよ、と送った自分。あの夜のこと、今でもたまに思い出すわ。

目次

寂しいという言葉は、責任を持たない

好きと言えば断られるけど、寂しいなら誰も断れない

好きだよ、と言うのは怖い。断られる可能性を、まるごと自分で背負うから。
寂しい、はそこがまるで違う。
受け取ったあなたが動けば、関係は進む。動かなくても、彼は傷つかない。だってなにも言ってないんだもん。
リスクだけをこちらに押しつけて、成果だけを受け取る。控えめに言って、ずるくない?
本気であなたが欲しい男は、寂しいなんて曖昧なものを投げない。会いたい、と言う。しかも日付をつけて。
言葉の中身より、その言葉が背負ってるリスクの量を見て。ゼロなら、彼の本気もゼロに近い。

そんなつもりじゃなかった、と後で言える設計になってる

この言葉の恐ろしいところは、あとから何とでも言い訳できること。
あなたが期待して、勘違いして、傷ついたとして。
彼はけろっとした顔で言うわけ。え、ただ寂しいって言っただけだけど、って。
実際それ、嘘じゃないのがまた腹立つ。彼は本当に、何も約束してない。
曖昧な言葉で距離を詰めてくる人は、曖昧なまま逃げる準備もできてる。
その設計に、こっちが感情を全額ベットするのは、割に合わなすぎるでしょ。

男が寂しいと言うとき、中で起きてること

可能性は三つ。でも当てにいく必要はない

ひとつ、本命だけど不器用なパターン。好きと言う勇気がなくて、寂しいで様子を見てる。
ふたつ、キープ。今は本命じゃないけど、切りたくもない。定期的に反応を確認してる。
みっつ、ただの独り言。深夜のテンションで、誰でもよかった。あなた宛てですらない。
で、ここが大事なんだけど、この三つを当てようとするのは時間の無駄。
本人に聞いても分からない。彼自身が自分の気持ちを整理できてないことも、けっこうあるし。
推理をやめて、彼の行動を観察するほうが、答えは何倍も早く出る。

昼に言うか、深夜だけか。これが分かれ目

いちばん簡単なふるいが、時間帯。
昼間や夕方に、今日ちょっと寂しいなあ、と送ってくる男。これは感情の共有をしたがってる。あなたと日常をつなげたい人。
問題は、決まって零時をまわってから鳴るケース。
飲み会の帰り、部屋に一人になって、暗い天井を見上げた瞬間に届く、あの手のやつ。
あれは、あなたに向けた気持ちじゃなく、彼の穴を埋める要員の募集なの。
募集要項に名前が書いてないから、誰かが応じたらそれで終わり。ざわっとするけど、これが実態。

私は、24時間営業の店になってた

呼ばれるたび、シャッターを開けにいった日々

昔の私、まさにこれをやってた。
深夜に寂しいと来れば、飛び起きて化粧して、タクシーに乗って彼の家に向かってた。
必要とされてる、って思ってたのよね。私だけが彼の弱いところを知ってるんだ、とか。イタいなあ、ほんと。
彼の部屋で少し話して、そのまま朝。彼はぐっすり寝てて、私は始発で帰る。
電車の窓から入る光がまぶしくて、目を細めながら、ぼんやり自分の指先を見てた。
昨日の夜、なんであんなに嬉しかったんだっけ。頭の中で、その問いだけがぐるぐる回ってた。

二か月後、彼に彼女ができて、連絡は止まった

結末はあっけない。
ある日から、深夜の通知が来なくなった。共通の友達経由で聞いたら、彼女ができたって。
私に何か言うでもなく、ただ、ふっといなくなった。
あの時ようやく分かった。彼は私を好きだったんじゃない。私が、いつ行っても開いてる店だったから寄ってただけ。
コンビニに愛着を持つ人はいるけど、恋はしないでしょ。
優しくしたら報われる、という思い込みが、あの二年で完全に砕けたわ。

返し方を変えるだけで、答えが出る

共感で受け止めず、予定に変換する

寂しいと来たとき、私も寂しい、と返すのは悪手。会話がその場で完結して、彼は満たされて終わり。
やることはひとつ。感情を、予定に翻訳して投げ返す。
じゃあ今週の土曜、ごはん行こうよ。来週の木曜は空いてる?と、日付をつけて出す。
本気であなたに会いたい男は、この瞬間しゃきっとする。予定を押さえにくるから。
逆に、うーん、そのうちね、と流す男。今じゃなくて今夜がいい、と言い出す男。
はい、答え出た。彼が欲しかったのはあなたじゃなく、深夜の空白を埋める何かだったってこと。

深夜は返さない。朝に返す

これ、駆け引きじゃなくて、店の営業時間を決める話。
零時をまわった連絡には、その場で反応しない。翌朝、おはよう、昨日どうしたの?と返す。
無視でも冷たさでもない。時差を作るだけ。
たったこれだけで、あなたはいつでも呼び出せる相手じゃなくなる。
本命なら、時差があろうが向こうから昼に連絡してくる。都合のいい相手を探してた人は、静かにフェードアウトしていく。
ふるいとして、これほど手間のかからない方法はないよ。

関係を聞くなら、重くせずに一回だけ

私たち何なの?は、深刻な顔でやるとほぼ失敗する。彼は逃げるし、あなたは重い女にされる。
聞くなら、軽い温度で、一度きり。
こういうの、彼女じゃない子に送るタイプなんだ?と、笑いながら投げる感じ。
その一言で、彼はごまかせなくなる。答えを避けたら、それがもう答えだしね。
何度も確認しないこと。二度目からは、あなたのほうが不利になっていく。

ちゃんと好きな男は、昼に来る

深夜の寂しいを、昼の予定に変換しつづけた友達

友達で、これを徹底した子がいる。
気になる男から深夜に寂しいが来るたび、彼女は毎回、翌朝に週末の予定を提案して返してた。
一回目、彼はのらりくらりとかわした。二回目も、なんとなく流された。
三回目、彼はついに折れて、日曜に会うことになった。
そのデートの帰りに、彼のほうから、ちゃんと付き合ってほしい、と言ってきたんだって。
彼女いわく、深夜の甘い言葉に一度も乗らなかったのが効いたらしい。曖昧なままじゃ手に入らないと分かった瞬間、男は昼間に出てくるよ。

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