予定が合えばの返信の仕方、脈と本気度を見抜く一通

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既読をつけたまま、画面を見つめて十分。
届いていたのは、予定が合えば行こう、の一行。
行きたいのか、行きたくないのか。どっち?
指が文字を打っては消して、また打つ。そわそわして、なんかもう、返す前から疲れてる。
社交辞令だったら、食いついたと思われるじゃん…
これ、日本語の中でもかなり性質が悪いと思ってる。

目次

予定が合えば、という言葉が持っている機能

主語が消えているから、誰も責任を負わない

この表現、よく見ると誰が動くのか書いてない。
予定が合えば。合わせるのは誰? 提案するのは誰?
全部ぼかしてある。だから、実現しなくても誰のせいにもならない。
つまり相手は、まだ何も約束していない状態なんです。会いたい気持ちがあっても、それを行動に変える段階には来ていない。
好意の有無ではなく、動く準備ができていないだけ。この区別が大事。

断られる前に、自分で退路を作っている

なぜぼかすのか。答えは怖いから。
来週の火曜どう、と聞いて断られたら、それは拒否として着地する。
予定が合えば、なら断られたことにならない。合わなかっただけになる。
臆病といえば臆病。でも大半の人がこれをやってる。私もやる。
彼が慎重なタイプなら、ここから本気に転ぶ可能性は普通にあるよ。

相手が乗り気じゃない場合も、当然ある

夢だけ見せるのはフェアじゃないから書いておく。
断りたいけど角を立てたくないとき、この言葉は最強の逃げ道になる。
特に、こちらから誘った返事として返ってきた予定が合えばは、かなり黄色信号。
向こうから言い出した場合と、こちらの誘いへの返答では、意味がまったく違う。

本気かどうかは、返信の中身より次の一手で決まる

時期の言及があるか、ないか

判定の第一歩。
本気度が残っている人は、予定が合えば、のあとに時期が乗る。
来月とか、落ち着いたら、とか、今月末なら、とか。
何もなく予定が合えばだけで終わるなら、それは会話の締めくくり。挨拶に近い。
時期の言葉が一語でもあれば、まだ話は生きてる。

返信の速度と、文の長さ

これも参考になる。
乗り気な人の返信は、短くても速い。会話を続けたいから。
気が進まない人の返信は、丁寧だけど遅い。文章を整える時間がかかるのは、断り方を考えているから。
長文で丁寧な予定が合えば、が来たときは、覚悟しておいたほうがいい。
私はこれで何度か外して、何度か当てた。

あなたが具体化したあとの、反応速度

最終判定はここでしか出ない。
こちらが日付や店を出したあと、どれくらいで返ってくるか。
その日のうちに返ってきたら、実現します。
二日以上空いたら、たぶん流れる。それは相性じゃなくて優先順位の問題。
悔しいけど、人は行きたい約束の返信を後回しにしないんだよね。

予定が合えばを、四回スルーした私の話

同じ相手に、半年で四回言われた

二十七歳。仕事で知り合った同い年の男性。
飲みの席で意気投合して、別れ際に予定が合えばまた飲みましょう、と言われた。
私は、はい、ぜひ、と返した。それで終わり。
二ヶ月後、また会って、また同じことを言われた。また、はい、ぜひ。
半年で四回。同じやり取りを四回もやってたんです。今考えると異常でしょ。

五回目に、はじめて日付を出した

さすがに気づいた。この人、こっちが動かないと永遠に動かない。
五回目、私は返信にこう足した。じゃあ来月の第二週あたりどうですか。
送信してから、心臓が耳の下でうるさかった。スマホを裏返して、五分くらい見なかった。
返ってきたのは、七分後。第二週なら木曜がいいです、と。
七分。半年待たせておいて、七分。
え、じゃあ最初からこうすればよかったの…?

結局その人とは、友人として長く続いてる

実際に会って、そこから何度か飲んで、恋愛には発展しなかった。
でも今も年に数回会う関係。仕事の相談もする。
あのとき動かなければ、半年に一回の社交辞令で終わって、名前も忘れていたはず。
予定が合えば、を四回スルーした時間は完全な無駄だった。四回分の機会を自分で捨ててた。
恋愛にならなくても、動いた側にだけ関係が残る。これは覚えておいて損がない。

後輩が一通で確定させた、その方法

質問の形にして、返すしかない状態を作った

職場の後輩、二十五歳。気になっていた相手から予定が合えば、が届いた場面。
彼女が返したのは、これ。
行きたいです。何曜日が動きやすいですか
承諾して、質問で終わらせてる。
質問には答えざるを得ない。ここがうまい。曖昧なまま流すことができなくなる。

相手が答えた瞬間、話が具体に落ちた

彼は、金曜なら、と答えた。
そこから店の話になって、二週間後には実現。
彼女いわく、日付を自分から出すと重いから、相手に選ばせる形にしたとのこと。
主導権は握っているのに、押しつけになっていない。この設計が本当に賢い。
悔しかったから、私はその返し方をそのまま真似しました(笑)。

スタンスを出す。予定が合えば、を待っていても永遠に合わない

予定は合うものじゃなくて、合わせるもの

炎上覚悟で言い切る。
予定が合えば、と言い合っている関係が自然に実現することは、ほぼありません。
なぜなら、双方が相手の動きを待っているから。待ち合わせで両方が動かない状態。
会いたい人とは、多少無理をしてでも予定を空ける。それが人間でしょ。
つまり、合わないのではなく、合わせる意思が発生していないだけ。

食いつきすぎを恐れる人ほど、何も起きない

がっついてると思われたくない。この気持ち、痛いほどわかる。
でも冷静に考えて。日付を提案しただけで引く人と、そのあと楽しく過ごせると思う?
提案に引く人は、最初から行く気がなかった人。失っていない。
逆に、待ち続けて何も起きない場合は、確実に何も残らない。
ゼロが確定する選択と、可能性のある選択。どちらを選ぶかという話だけなんです。

二回動いて反応がなければ、そこで降りる

ただし、追いかけ続けるのは別問題。
こちらから具体的な提案を二回して、二回とも流されたなら、答えは出てる。
三回目をやると、関係が対等じゃなくなる。追う側と追われる側が固定されると、恋愛としては終わり。
二回でやめる。この線引きだけは守ったほうがいい。私は昔、五回やって自滅した経験があります。

状況別、実際に返す文面

気になる相手なら、承諾と質問をセットで

行きたいです。だいたい何曜日が動きやすいですか
承諾を先に置いて、質問で締める。
自分から日付を出さないから重くならない。でも相手は答えるしかない。
返ってきた曜日に、こちらが日付を乗せれば確定する。二往復で決まるよ。

相手が慎重そうなら、範囲を渡す

来月なら比較的空いてます
日付を出さずに、時期の幅だけ提示する。
予定が合えば、という無限の言葉に枠を入れる形。押しつけ感がほぼない。
慎重な人ほど、この一言で動き出す。安心材料になるから。

気が進まないなら、同じ言葉で返す

そうですね、予定が合えば
これで閉じる。
相手も同じ言語を使っているから、ちゃんと伝わる。断ったことにならないまま、話が消えるからね。

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