恋愛の喜怒哀楽– category –
-
彼女いるのに他の女がかわいいのは普通。アウトなのは思ったあと
恋愛の喜怒哀楽
エスカレーターを降りた先に、白いワンピースの女の子がいた。 友達と笑いながら、髪を耳にかける。 その仕草に、二十八歳の健太の視線が一秒だけ止まった。 隣には、付き合って二年目の彼女。 あそこ、新作のスニーカーあるって。 彼女の声で我に返ったとき、手のひらが汗ばんでいたそう。 好きなわけじゃない。 名前も知らない。 かわいい、と思った事実がひとつ残っただけ。 帰り道、腕を組んできた彼女の手を、健太はいつもより強く握り返した。 握っていないと、あの時の一秒が胸の中で育ってしまいそうで。 ... -
彼女いるのに他の女をかわいいと言う男の心理は正直ではなく無神経
恋愛の喜怒哀楽
「今の子、かわいくなかった?」 映画館を出てすぐ、彼がそう聞いてきた。 スクリーンに映っていた、女優の話。 26歳の千夏さんは、うん、きれいだね、と返した。 返したあとで、胸の奥がズンと沈んだそう。 嫉妬とは、ちょっと違う。 隣にいる自分の顔が、比べる材料にされた気がしたから。 比較って、口に出されなくても勝手に始まっちゃうのよね。 その夜の別れ際、今日もかわいいよ、と言われた。 なのに、やけに薄っぺらく聞こえたんだって。 彼女がいるのに、他の女をかわいいと言う男。 言われた側の話を、... -
デート後に連絡が無くなる男性の対処法
恋愛の喜怒哀楽
デート後にあえて連絡してこない男性の心理と脈の見分け方 お礼を待ってから動く答え合わせ派 デートのあと黙りこんでいるのが、彼のほうだったら? トーク画面は、改札の前にいます、のやりとりで止まったまま。 真っ先に挙げたいのが、答え合わせ派。 店を選んで誘ったのが自分なら、次の一手は女性のお礼を読んでから。 そう腹を決めている男性は、想像以上に多いの。 答案を出したきり、採点を待っている生徒の姿に近いかな。 彼にとって、あなたのありがとうは赤ペンの丸そのもの。 丸がついて戻ってくれば、... -
名前を呼んでくれない彼氏の心理は?冷めたサインと呼んでもらうコツ
恋愛の喜怒哀楽
ねえ、あのさ、ちょっと。 付き合って半年、彼が私を呼ぶ言葉はこの三つでほぼ全部だった。 LINEもいつだって、宛名なしでいきなり本題。 私の名前、どこに置き忘れてきたわけ…? 名前を呼んでくれない彼氏にモヤモヤ、冷められたのか、浮気なのか、ただの考えすぎなのか。 反論は山ほど来そうだけど、ここは曲げない。 名前を呼ばない男の大半は、あなたに冷めてなんかいないってば。 照れているか、呼ぶきっかけを落としたまま迷子になっているだけ。 ただ、見過ごしちゃいけない呼ばなさも、たしかに紛れこんで... -
彼女いるのに他の女と会う男性の心理は何?浮気か本気かの見分け方
恋愛の喜怒哀楽
スマホの画面に浮かんだ、知らない女の子の名前。 今日は友達と飲み、って言ってたよね。 心臓がどくんと鳴って、指先だけ冷たくなる。 (友達って、この子のこと…?) 聞けばよかったのに、その夜は笑ってやり過ごした。 彼女がいるのに、他の女と会う。 この行動そのものを、頭ごなしに責めるつもりはないよ。 男女の友情だって、ちゃんと成立するしね。 ただ、恋人がいる自覚を持った男が、別の女に会いに行く前。 彼の中では、必ず計算が動いている。 言うか黙るか、どこまでならセーフか。 その計算の中身こ... -
友達に彼氏ができて喜べない時の対処法
恋愛の喜怒哀楽
おめでとう、を打つのに七分かかった 夜の十時過ぎ、通知が鳴った。 大学からの友達。十年近い付き合い。 「実は、彼氏できました!」 写真つき。二人で撮った、ちょっと照れくさそうなやつ。 指が動かなかった。 三秒後には、おめでとう、と打てるはずだった。 実際には、七分かかった。 その間、何をしてたかというと、スタンプを探してた。 明るいやつ。テンション高めの。 自分の声で言いたくなかったの。 最低だな、わたし 祝えない自分 嫉妬とも違う気がする。 妬みと言い切るには、悪意がない。 でも、素直... -
付き合ってないのに嫉妬する|権利がないのに苦しい時の整理法
恋愛の喜怒哀楽
彼が後輩に貸した傘を、三日間考えていた 雨の水曜日。 オフィスを出るとき、彼が入社二年目の子に傘を渡してた。 「これ使いな、俺は走るから」 その子が、ありがとうございます、と笑った。 わたしは、エントランスの柱の陰でそれを見てた。 見てた、というか、動けなかった。 自分の傘は、鞄に入ってる。 濡れずに帰れる。何の問題もない。 なのに、胃のあたりが重い。 呼吸が浅くなってるのが自分でわかって、それがまた嫌だった。 いや、わたし彼女じゃないし 帰りの電車で、何度もそう唱えた。 唱えるほど、... -
彼氏に寂しいと言わない方がいい?伝え方で変わる受け取られ方
恋愛の喜怒哀楽
打っては消した「寂しい」 金曜の夜、二十三時。 彼からの返信が、丸一日ない。 繁忙期なのは知ってる。 分かってるのに、スマホを裏返しては、また表に戻してた。 打った。 「寂しい」 見た瞬間、指が勝手に消してた。 重い。面倒な女に見える。忙しいのに追い打ちかけてどうするの。 代わりに送ったのは、 「無理しないでね!」 送信した後、布団に潜って足をバタつかせた。 違う、そうじゃない… 言いたかったのは、応援じゃない。 会いたい、それだけだったのに。 我慢するのが正解だと、誰かに言われた気がす... -
さらっと好きと言う男の心理|軽さの裏にある本音の見分け方
恋愛の喜怒哀楽
ラーメンの話の途中で、それは投げ込まれた 駅前のベンチ。 どこの店が美味いかで盛り上がってた。彼が替え玉の話をしてて、わたしが笑ってて。 その流れで、彼が言ったの。 「あー、あと俺、○○のこと好きだわ」 続けて、 「で、あそこの豚骨がさ」 は? 話、戻ってる。 戻ってるんだけど、こっちの脳は止まってる。 ベンチの木の冷たさが手のひらに刺さった。 今の、何? 聞き間違い? 確認したかった。でも、彼はもう替え玉の硬さの話をしてる。 聞き返したら、こっちが重い人みたいじゃん。 結局、笑ってごまか... -
彼氏がかわいいと言い過ぎる時の男性心理|嬉しいけど戸惑う理由
恋愛の喜怒哀楽
寝癖のまま牛乳を飲んでたら、また言われた 朝七時。 寝癖が右側だけ跳ねてて、Tシャツの襟は伸びきってる。 冷蔵庫の前で、牛乳をパックから直接飲もうとした瞬間だった。 「かわいい」 は? 振り向いたら、彼がスマホを持ったままこっちを見てた。 本気の顔で言ってる。冗談じゃなく。 その日、数えたら六回だった。 朝の牛乳、洗濯物をたたんでるとき、くしゃみをしたとき、あと三回はよく覚えてない。 嬉しいはずなの。褒められてるんだから。 なのに、四回目あたりから、返す言葉がなくなった。 ありがとう、...