彼女いるのに他の女とご飯行かれる時に判定するのは中身じゃなく設計

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昨日どこ行ってたの、と軽く聞いただけだった。
返ってきたのは、会社の子とごはん、の一言。
へえ、と返しながら、頭の中では別の作業が始まってる。会社の子。何人。女の子だよね。
いや、疑うのもよくないし。でも、なんで先に言わなかったの?
その夜、彼が寝たあと、私はリビングでスマホを握ったまま座ってた。画面はつけてない。ただ、握ってた。

彼女がいるのに、他の女とご飯に行く。
浮気なのかどうか、線を引きたくてここに来たんだよね。
でも、その線引きは彼と争っても勝てないの。定義は人によって違うから。
見るのは、食事の中身じゃなく、その食事がどう設計されたか。
ご飯は、LINEと違って予定なんだよ。時間も場所も段取りも必要。だから、痕跡が残る。

目次

食事は予定だから、痕跡が残る

誰が言い出して、いつ決まったか

まず見るのは、発案者。
大人数の飲み会に、たまたま女性がいた。仕事の流れで、その日の夕方に決まった。これは事故に近い。
一方、彼から誘った。何日も前から日程を調整してた。店を予約してた。
これは事故じゃなく、計画。彼の中で、その時間はちゃんと確保されてる。
どっちも同じ、女性とご飯、という結果は変わらない。でも、意味はまるで違うでしょ。
結果じゃなく、そこに至る工程を見て。

あなたに事前に言ったか、あとから発覚したか

そして、ここが決定的。
今日、会社の子とごはん行ってくる、と先に言われたか。それとも、あなたが聞いて初めて出てきたか。
先に言う人は、その予定を、隠す必要のないものとして分類してる。
言わない人は、言えばややこしくなると分かってる。つまり、後ろめたさの自覚があるということ。
やましくないかどうかを決めるのは、あなたじゃない。彼の口の動きが、すでに答えを出してるの。
中身がどれだけ健全でも、隠す判断をした時点で、そこには何かが乗ってる。

時間帯と店で、性質はかなり分かれる

昼と夜では、まったく別の行為

ランチと、夜の食事。ここは分けて考えていい。
平日の昼にランチ。これは職場の延長でしかない。時間も限られてるし、誰でも見られる場所。
夜、二人で、しかも二軒目、三軒目と続いた。終電を過ぎた。
同じご飯でも、置かれてる文脈が違う。
彼が夜を選んだなら、その時間に何が起こりやすいかを、彼も知ってるはず。
時間帯の選択には、意図が乗るの。無自覚だとしても、選んだ事実は残る。

店の種類にも、その人の想像力が出る

もう一つ、地味だけど効くのが店選び。
定食屋、チェーンの居酒屋、大人数向けの店。これは特別な場じゃない。
個室、静かなバー、カウンターだけの小さな店。
後者を選ぶ理由って、落ち着いて話すためでしょ。二人で落ち着いて話す必要が、その相手とあるのかどうか。
彼女がいる人が、他の女性とその設定を作った。そこには、そうしたい理由があったということ。
店の名前を聞いた時、あなたがざらっとしたなら、その感覚は根拠のない嫉妬じゃないよ。

判定は、三つの層で見る

あなたが知っている状態で行われたか

一層目。事前共有があったか。
共有された予定は、二人の関係の外に置かれてない。あなたも状況を把握できてる。
共有されなかった予定は、彼だけが知ってる時間になる。
この差が、信頼の土台を作るか、削るかを決める。
浮気かどうか以前に、あなたが知らない時間が定期的に発生してること自体が、関係にとっての負荷なの。

相手が、あなたの存在を知っているか

二層目。ここは前にも書いたけど、何度でも言う価値がある。
その女性は、彼に彼女がいることを知ってる?会話の中に、あなたが自然に出てくる?
知られてるなら、その食事はあなたを前提として成立してる。多少親しくても、構造は安全。
問題は、あなたの存在が消されてる場合。相手がフリーだと思ってるなら、彼はあなたを隠して振る舞ってる。
中身が健全でも、あなたを消して過ごした時間は、健全とは呼べないでしょ。

帰ってきたあと、何が変わったか

三層目。これはあまり語られないけど、実はよく出る。
その食事のあと、彼の様子はどうだった?
何事もなく普段どおりなら、たいてい何もない。
逆に、やたら優しくなる。急に機嫌がいい。逆に、そっけなくなる。スマホの扱いが変わる。
行動の変化は、本人が思ってるより隠せないの。
何も起きてない食事は、日常に何の波紋も残さない。波紋が出たなら、そこに理由がある。

私は、大丈夫なふりをして半年もたなかった

物分かりのいい彼女を演じていた

昔、付き合ってた人が、女性の同僚とよくご飯に行く人だった。
私は、束縛する女だと思われたくなくて、いいよ、行っておいでよ、と毎回笑ってた。
実際、疑ってたわけじゃないの。彼を信じてたし、相手の人も知ってたし。
ただ、そのたびに、家で一人でごはんを食べてた。テレビをつけて、音だけ流して。
言わなかったのは、優しさじゃなくて、嫌われたくなかったから。今なら分かる。
物分かりのいい彼女を演じるのって、けっこう体力がいるんだよね。

洗い物の途中で、手が止まった夜

限界が来たのは、四回目か五回目のとき。
その日も、いってらっしゃい、と送り出して、一人で夕飯を作って、洗い物をしてた。
蛇口の水を止めた瞬間、部屋がしんとした。
その静けさで、急に、胸のあたりがぐっと詰まった。泡のついた手を、そのまま止めて立ってた。
私は、大丈夫じゃなかった。ずっと前から大丈夫じゃなかったのに、大丈夫だと言い続けてた。
そのあと彼にぶつけた言葉は、案の定ぐちゃぐちゃで、うまく伝わらなかった。溜めた分だけ、下手になるの。

追及ではなく、範囲を先に決める

浮気かどうかで争わない

言い方の話をするね。
それって浮気じゃない?と切り出すと、議論は定義の話になる。そして、たいていあなたが心が狭い人にされて終わる。
使うのは、あなたの感覚のほう。
二人での夜ごはんは、私はちょっとしんどい。行くなら先に教えてほしい。
これなら反論できないの。だって、あなたが何を不快に感じるかは、あなたにしか決められないから。
浮気の定義は共有できなくても、二人のルールは作れる。そっちを作りにいこう。

禁止ではなく、運用として渡す

コツは、全面禁止にしないこと。
行くな、と言うと、彼は自由を守る側に立って、話がこじれる。しかも、隠れて行くようになる。
だから、行っていいけど先に言って、という運用に落とす。
昼ならいい、大人数ならいい、と条件をつけてもいい。二人で決めた形なら、彼も守りやすい。
そして、そこで彼がどう反応するかが、そのまま判定になる。
分かった、と言って実際に守る人か。心が狭いと責める人か。答えは、そこに出るよ。

言ったあとの一か月を、静かに見る

伝えたら、あとは観察のターン。
次から事前に共有してくるか。行く頻度が自然に減るか。相手にあなたの存在を伝えるか。
変わるなら、彼は関係を優先した。変わらないなら、あなたの不快より自分の付き合いを優先したということ。
何度も言わないこと。二回目からは、こちらの立場が下がっていくから。
一度伝えて、一か月見る。それで、だいたい必要な情報は揃うと思う。

共有する人と、しない人

先に言うだけで、揉めなくなった友達

友達に、これをうまく着地させた子がいる。
彼氏が女性同僚とよく食事に行くタイプで、最初は毎回モヤモヤしてたらしい。
彼女が伝えたのは、行くのはいい、ただ当日じゃなく分かった時点で教えて、という一点だけ。
彼はあっさり受け入れて、それから予定を共有するようになった。
面白いのが、そうなったら彼女のモヤモヤが消えたこと。行く回数は変わってないのに。
彼女いわく、嫌だったのは食事じゃなくて、知らないところで動かれてたことだった、と。

隠されなければ、たいていのことは大丈夫

彼女がいるのに他の女性とご飯。それ自体は、白とも黒とも言えない。
決めるのは、中身じゃなく誰が誘って、いつ決まって、あなたに共有されたか。相手があなたを知っているか。
この三つが揃ってるなら、必要以上に不安にならなくていい。
どれかが欠けてるなら、その欠けてる部分を、感情じゃなく事実として伝えればいい。
彼の予定表に、あなたの知らない時間が増えていくかどうか。次の一か月、そこだけ静かに見ておいて。

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