職場の女性にいないと寂しいと言われた脈ありかは場面で決まる

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給湯室で、コーヒーを注いでる時だった。
彼女がふっと言ったらしいね。来週いないの?えー、いないと寂しいなあ、って。
手が一瞬止まって、その場では、そうっすか、みたいな返ししかできなかった。

職場の女性から、いないと寂しい、と言われたのは脈ありなのか、社交辞令なのか。

目次

その言葉の主語は、あなたじゃないかもしれない

寂しいのは、あなたがいる状態のほう

職場で、誰かがいないと寂しい、と感じる理由を分解してみて。
仕事が回らなくて困る。頼れる人がいなくて不安。休憩中に話し相手がいなくて手持ち無沙汰。あなたがいると場の空気が和らぐ。
これ全部、あなたの機能への評価なんだよね。
つまり彼女が寂しいのは、あなたという人間じゃなく、あなたがいる職場という状態のほう。
がっかりさせたいわけじゃない。でも、そこを混ぜて読むと、判断を大きく外す。
評価されてるのは間違いない。ただ、その評価が恋愛の棚に入ってるとは限らないの。

女の側の内情を、正直に書いておく

ここ、女性目線から書いておくね。
職場で、いないと寂しい、寂しくなる、みたいな言葉は、けっこう潤滑油として使われる。
場を和ませたい時。相手を立てたい時。挨拶の延長みたいなノリで、するっと出てくる。
悪意はゼロ。でも、深い意味もゼロ、ということが本当にある。
きついことを言うと、言った本人が、言ったこと自体を覚えてない場合すらあるの。
だから、その一言だけを持ち帰って何日も分析するのは、いったん止めたほうがいい。判定材料としては、まだ薄すぎる。

場面を三つ見れば、精度はかなり上がる

いつ言われたか。不在が確定した場面は儀礼が出やすい

まず時期。異動が決まった時、退職前、長期休暇の直前、出張が決まった時。
こういう、不在が確定した場面って、送別の空気が発生するでしょ。
その空気の中では、いないと寂しい、はほぼ定型のあいさつになる。感謝や労いを込めた社交の言葉。
そこで出たものは、割り引いて受け取っておいたほうが安全。
逆に、なんでもない普通の水曜日に、脈絡なく出てきたなら話が変わる。
言う必要のない場面で出た言葉ほど、本音の含有率が高いから。

何人いたか。二人きりだったかどうか

次に、その場に何人いたか。
飲み会の席や、部署のみんながいる場で出た言葉は、場に向けた発言。誰か一人に宛てたものじゃない。
給湯室で二人きり、廊下ですれ違いざま、帰り際にぽつりと。この状況で出たなら、宛先は明確にあなた。
同じ言葉でも、聞いてる人数で意味がまるっきり変わるの。
人前で言えることは、たいてい安全な言葉。二人の時にしか言えないことのほうが、重さがある。
思い出してみて。あの時、周りに誰かいた?

誰にでも言うタイプか。ここを確認しないと全部ずれる

最後に、これがいちばん大事かもしれない。
彼女、他の人にも似たようなことを言ってない?
先輩が休んだ時にも、同じように寂しがってなかった?退職する人には、みんなに同じ言葉をかけてなかった?
誰にでも言う人の一言は、あなた宛ての情報にならない。それは彼女の話し方の癖。
逆に、そういうことを普段ほとんど言わない人が、あなたにだけ言ったなら、そこには意味が乗る。
単発で読まない。他の人への態度と比べて初めて、その言葉に価値が出るんだよ。

職場の言葉は、社内でしか使えない通貨

額面通りに、外では通用しない

私はこれを、社内通貨だと思ってる。
職場という場所の中では、ちゃんと価値がある。信頼されてるし、必要とされてる。それは本物。
でも、その通貨をそのまま外に持ち出しても、使えるとは限らないの。
職場は、毎日顔を合わせることが決まってる場所でしょ。会う努力がいらない。
だから、社内での好意的な言葉は、ノーコストで発行できる。
本気度を測るなら、コストが発生する場所で確かめるしかない。

両替できるか試せるのは、業務外の時間だけ

じゃあ、コストが発生する場所ってどこか。勤務時間の外。
彼女が、自分の休みや夜の時間を、あなたのために差し出すかどうか。
ここが両替の窓口なの。社内通貨が、外でも使えるかどうかの試験場。
仕事の話じゃない連絡が来る。業務外の予定に乗ってくる。自分から日程を調整してくる。
これが起きたら、両替は成立してる。
逆に、社内ではあんなに親しげなのに、外の話になると途端にぼやける。それが答えになることもある。

私が言った側になって、相手を追い詰めた話

送別の空気の中で、軽く口にした一言

逆の立場の話をするね。私が言った側だった時のこと。
同じ部署の男性が、異動することになった。仕事はやりやすかったし、感謝もしてた。
送別会の席で、私は言ったの。○○さんいなくなると寂しいですよ、って。みんながいる場で、笑いながら。
本心ではあった。ただし、業務的な意味で。あの人がいると仕事が楽だった、という感謝。
軽い気持ちだった。深く考えてなかった。今思うと、そこが軽率だったんだけど。

翌週の告白と、その後の一年

翌週、彼から二人で話したいと言われて、告白された。
その瞬間、背中がすっと冷たくなったのを覚えてる。え、あれが?と思って、言葉に詰まった。
私は断った。彼はすごく気まずそうに、ごめん、と言って去っていった。
そこからが地獄でね。異動先が同じフロアだったから、その後も顔を合わせる。お互い、目を合わせられない。
彼が悪いとは思ってない。彼は自分なりに、勇気を出しただけ。
問題は、私の一言が、判定材料として渡すには軽すぎたこと。あの言葉を、私はもっと慎重に扱うべきだった。

職場での誤読は、コストが異常に高い

逃げ場のない場所で外すと、彼女が毎日消耗する

ここは強く言っておきたい。
職場って、外したあとに逃げられない場所なんだよ。
恋愛で断るのは、それだけで気を使う行為。そのうえ、翌日から毎日その人と顔を合わせる。しかも、仕事の会話は避けられない。
断った側の女性は、そこから何か月も、気まずさを抱えたまま出勤することになる。
だから、確信のないまま大きく動くのは、彼女に負担を押しつける行為でもある。
気持ちを伝える権利は誰にでもある。ただ、場所が場所だから、段階を踏んでほしいの。

確かめるのは、告白じゃなく低リスクな一回

具体的な手順を置いとく。
いきなり気持ちを伝えるんじゃなく、業務外の接点を一回だけ作る。
ランチでもいいし、仕事終わりのお茶でもいい。最初は複数人を混ぜる形でも構わない。
軽さが大事。重くすると、断る側の負担が跳ね上がるから。
そこで彼女が乗ってきて、しかも自分から次の話を出したなら、両替は成立してる。
逆に、やんわりかわされたら、それが答え。

断られたら、二度目はない。これが一番大事

そして、ここが決定的。一度かわされたら、そこで止める。
また今度、が続かない相手に二度三度と誘うのは、好意の表明じゃなく圧になる。
職場という、彼女が断りにくい場所ではなおさら。
一回で引ける人は、たとえ脈がなくても、その後の関係を壊さない。
そして皮肉なことに、引き際がきれいな人ほど、あとから見直されることがある。
粘って距離を詰めた人が、そのまま距離を失う。ここ、本当によく見る光景。

ちゃんと確かめて、うまくいった人

一回の誘いで、両替が成立した話

知り合いの男性の話をするね。
彼も、職場の女性から似たようなことを言われて、私に相談してきた。
すすめたのは、告白じゃなく、仕事終わりに軽くごはんに誘うこと。しかも一回だけね、と念を押した。
彼が誘ったら、彼女は、その日は無理だけど来週なら、と自分から代案を出してきたらしい。
これ、決定的なんだよ。断るだけなら、代案は出さないから。
社内でしか通用しないはずの言葉が、外の予定に両替された瞬間。二人は今、普通に付き合ってるんだよね。

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