ブロックしない男性心理しないことは、意思ではなく放置なだけ?

  • URLをコピーしました!

別れて、三か月。
連絡は一度も取ってない。向こうからも来ない。
なのに、ある夜、確かめたくなった。トーク画面を開いて、彼のアイコンをじっと見る。
ブロックされてない。まだ、繋がってる。
え、なんで消さないの? まだ何か、あるってこと?
その事実だけで、胸のあたりがそわっとした。

目次

しないことに、意思は含まれていない

削除には手間がいる。放置はゼロコスト

考えてみて。誰かをブロックするには、何が必要か。
アプリを開いて、その人を探して、メニューを出して、確認画面で決断する。
数十秒だけど、そこには明確な意思がいるでしょ。この人との回線を切る、という判断。
一方、しないほうは何もいらない。時間もゼロ、判断もゼロ。
つまり、残ってる状態は、選ばれた結果じゃなく、選ばなかった結果なの。
何もしなかった、という事実に、気持ちの証拠は含まれてない。ここが出発点。

ブロックするほうが、実は特別な行為

逆から見ると分かりやすい。
ブロックって、けっこう強い行為なんだよ。相手を完全に遮断する、という宣言だから。
だから、よほどのことがないと発動しない。しつこく連絡された、揉めた、こわい思いをした。
そういう事情がないなら、多くの人は、ただ放っておく。
つまり彼がブロックしてないのは、あなたを特別扱いしてるからじゃなく、遮断する必要がなかったからかもしれない。
残ってる、じゃなくて、消す理由がなかった。この違いは、けっこう大きい。

しない理由は、だいたい四つに分かれる

面倒でやっていないだけ

いちばん多いのが、これ。
連絡帳に何百人も入ってる中の一人。整理する習慣がない。そもそも、そんな作業を思いつきもしない。
男の人には、人間関係をアプリ上で整理する発想が薄い人が、けっこういる。
学生時代の知り合いも、一度しか会ってない人も、全部入りっぱなし。
その中にあなたも入ってる、というだけの話。
残酷に聞こえるかもしれないけど、無関心の可能性がいちばん高いのが、この放置なの。

角を立てたくない

二つ目。ブロックしたことが、どこかで伝わるのが嫌なパターン。
共通の友達がいる。同じ職場や、同じコミュニティにいる。
そういう関係だと、ブロックは面倒を呼ぶの。相手が傷つくかもしれないし、話が広がるかもしれない。
だから、切らずに放置する。連絡は返さないけど、繋がったままにはしておく。
これも、気持ちの問題じゃなく、リスク管理の話。
静かに終わらせるための、いちばん摩擦の少ない方法を選んでるだけだったりする。

保険として残している

三つ目が、少し嫌な話。
今は必要ないけど、いつか必要になるかもしれない。その時に連絡できる状態にしておきたい。
寂しくなった時。新しい相手とうまくいかなかった時。ふと思い出した時。
その扉を、閉めずに開けておく。
本人に悪意があるとは限らない。ただ、結果として、あなたは待機列に置かれてることになる。
繋がったままの回線が、いつでも呼び出せる状態を作ってるの。

本当に未練がある

四つ目。もちろん、これもある。
消したら本当に終わる気がして、消せない。たまにアイコンを見てる。誕生日には通知が来る。
そういう人も、確かにいる。
ただ、覚えておいてほしいのは、この四つが外からは見分けられないこと。
ブロックされていない、という一つの事実からは、どれなのか判定できない。
だから、別の材料で見るしかないの。

判定は、回線に通信が発生しているか

繋がっていることより、使われているかを見る

考え方をこう変えてみて。
彼との回線は、解約されてない。でも、通話は発生してる?
ストーリーへの反応。たまに来る短い連絡。誕生日のメッセージ。共通の話題での絡み。
何かしらの通信があるなら、彼の中にあなたはまだ生きてる。
一方、契約は残ってるのに、通信量がゼロ。何か月も、一度も。
それは使われてない回線ってこと。繋がってるという事実は、そこには何の温度も足してくれない。

あなたが送ったら、どう返ってくるか

どうしても確かめたいなら、方法は一つしかない。
軽い内容を、一度だけ送ってみる。
返ってくる内容と速さで、答えはだいたい出る。
普通に返ってきて、会話が続くなら、遮断されてないだけの関係じゃなかったということ。
既読だけついて終わる。短い返事で会話が閉じる。それが答え。
一度で判定すること。返事が薄いのに二通目、三通目と送るのは、確認じゃなく追いかけになるから。

私は、繋がったままの回線を三年握っていた

ブロックされてないことを、毎晩確認していた

恥ずかしい話をするね。
別れた人のアイコンを、私は定期的に確認してた。ブロックされてないかどうか、その一点を。
アイコンが変わってると、なにかあったのかな、と勝手に想像して。プロフィールの一言が変わると、また意味を探した。
連絡はしない。でも、繋がってることだけを、心の支えにしてたの。
今思えば、あれは希望じゃなくて、終わらせないための道具だった。
繋がってる限り、可能性はゼロじゃない。その状態に、私はしがみついてたんだよね。

彼の側には、そもそも回線の記憶がなかった

決着がついたのは、三年後。
共通の友達の集まりで、偶然その人に会った。
向こうは、普通に、久しぶり、と言った。それだけ。何の含みもない、本当にただの挨拶。
その顔を見た瞬間、すとんと落ちた。この人、私を消してないんじゃなくて、消す必要も感じてなかったんだ、って。
私が三年握りしめてたものは、彼の中には存在してなかった。
不思議なもので、その夜、私はやっと彼を消せた。指が震えることもなく、あっさりと。

あなたが、繋がっている状態に何を期待しているか

可能性が残っている状態を、手放したくない

ここ、自分に向けて聞いてみてほしい。
ブロックされてないことを確認して、何を得てる?
たぶん、答えが出ていない状態そのもの。まだ終わってない、という感覚。
それは希望に見えるけど、動けなくさせる装置でもある。
可能性が残ってると思ってる限り、次に進む決断を先送りできるから。
彼の心理より先に、自分がその回線に何を託してるかを見たほうが、話が早いことがあるの。

あなたが切っても、たぶん何も起きない

言いにくいことを書くね。
もし、あなたが彼をブロックしたとして。彼が気づく可能性は、そんなに高くない。
連絡を取ってない相手のトーク画面を、わざわざ開く人は少ないから。
それって寂しい事実だけど、同時に、あなたを自由にする事実でもある。
繋がりを切る決断に、相手の許可も反応もいらないということだから。
残しておくのも、消すのも、あなたが自分のために選んでいい。彼の心理を読み解く必要すらないの。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次